フロンガスの使用と冷媒漏洩を最小限に抑え、省エネ性の高い製品を製造することが地球環境を守ることにつながります。
地球温暖化を防止するため、直接的、間接的な両方の解決策をご提案致します。
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スーパーマーケットにおけるエネルギー消費は環境に大きな負荷を与えます。ショーケースや冷蔵庫のエネルギー消費は、スーパーマーケットにおけるエネルギー消費の50%以上を占めます。 |
フレオ社のウォーターループシステムは、冷媒漏洩のリスクとエネルギー消費の両方を減らすことができます。 |
EU・ヨーロッパ連合では、2017年1月にフロンガス規制No 517/2014の最初の要求事項が発効されました。
地球温暖化係数GWP2500以上のフロンガスHFCの使用は、2020年1月1日以降、EU市場では新しい冷却機器への使用が禁じられます。
それゆえ、R404Aの冷媒を用いた機器は、今後供給されなくなってきます。
地球温暖化係数GWP150以上のフロンガスHFCの使用は、2022年1月1日以降、EU市場ではすべての密閉型の冷却機器への使用が禁じられます。
これはすべてのフロンガスHFC(例R134a、R448A、R450A)を含め、多くの冷媒が使用できなくなります。
こうした動きに伴いフロンガスHFCの価格は、急速に上昇しています。
現在それに代わる冷媒としては、炭化水素(R290、R600A、R1270Aなど)や、自然冷媒(R744Aなど)とHFO系のフロンガス(R1234)となっています。
日本市場では、EU市場程の規制は今のところありません。ただ日本政府もフロンガスHFC冷媒について2011年-2013年を基準年として、
2036年までに85%削減するという、モントリオール条約のキガリ改正を批准していて、今後EU市場に続くような規制が具体化する可能性があります。
廃止時期 | 2020年まで | 2022年まで | 2022年まで | 2022年まで | 期限無し |
---|---|---|---|---|---|
冷媒 | |||||
地球温暖化係数 GWP |
3920 | 1430 | 1273 | 547 | 3 |
(EU市場 フロンガス規制No 517/2014による)
フロンガスHFCのR404Aの場合、10.2kg以上充填した冷却機器のサービスを禁止
フロンガスHFCの冷媒としての使用禁止
R134A 地球温暖化係数GWP1430
R448A 地球温暖化係数GWP1273
R450A 地球温暖化係数GWP547
フロンガスHFCの段階的廃止を進める国の数は増え続けていて、
地球温暖化税などを導入する動きも出ています